部屋の電気を消すと、PCのスリープが勝手に解除される
さぁ寝ようと思って部屋の電気を消すと、「まだ寝るな」と言わんばかりにPCの電源が入る。
せっかく寝床に入ったのに、毎回スリープさせに起きないといけないのが煩わしい。
ということで、まずは何で解除されるのかを調べてみた。
イベントビューアーを開いて、「Windows ログ」>「システム」を開き、「現在のログをフィルター」をクリック。
イベントIDを「1,12,13,42,6005,6006,6008,6009」でフィルタしてみる。
イベントID | ソース | 概要 |
1 | Power-Troubleshooter | スリープ状態から復帰したとき |
12 | Kernel-General | OS起動時 |
13 | Kernel-General | OSシャットダウン時 |
42 | Kernel-Power | スリープ状態になったとき |
6005 | EventLog | 起動時 |
6006 | EventLog | 正常にシャットダウン |
6008 | EventLog | 正常にシャットダウンせずに終了 |
6009 | EventLog | 起動時にブート情報を記録 |
すると、下記のようなログが見つかる。
システムは低電力状態から再開しました。
スリープ時間: 2022-06-26T18:30:32.080213700Z
スリープ解除時間: 2022-06-26T18:31:00.894516100Zスリープ状態の解除元: デバイス -Intel(R) USB 3.0 eXtensible Host Controller - 1.0 (Microsoft)
「Intel(R) USB 3.0 eXtensible Host Controller - 1.0 (Microsoft)」というのが悪さしているらしい。
デバイスマネージャーで同名のデバイスを見つけたが、特にこのプロパティにはスリープ時に電源を解除するような設定は見つからない。
こちらのコミュニティ投稿いわく、「「スタンバイ状況を解除」を設定するのは、USB Controller側ではなく、そこに接続しているデバイス側」とのことだったので、USBで接続されているデバイスのプロパティを見ていった。
最終的に、キーボードのプロパティの「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」を無効にすることで、勝手にスリープが解除されることがなくなった。
その代わり、キーボードからスリープ解除することができなくなってしまったけど、まぁいいか。
ちなみに、下記記事に載っている「BIOSのUSBの設定を"Smart Auto"から"Auto"にする」という解決方法、以前この問題を解決しようとした時はこの方法で直った記憶があるので、一応記載しておく。
今回はこの設定が既に"Auto"になっていた上での現象だった。
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