ボタン電池ケースを作った
アイドルマスターというコンテンツのライブで使うペンライトには、LR44というボタン電池を使う。
これ、常時点灯していれば電池を1回のライブで消耗しきることはできるんだけど、アイマスの場合、13本(人によってはそれ以上)のペンライトを曲に合わせて使い分けるため、あまり消費していないボタン電池が大量に発生する。
これ結構もったいない。
次のライブで使うには心もとないけど、鑑賞会とかで使う分には十分。
どうにかしてとっておきたい。
しかし、色々ネット上で探し回ってもボタン電池ケースというものが見当たらない。
やはり需要はないのか...
ということで、自分で作ることにした。
大学で3Dプリンタの講習を受けたので、早速3Dプリンタで作ってみることにする。
設計する
ボタン電池の数が増えた時に対応できるように、お重のように何段も重ねられる設計にした。
モデリングする
InventorというCADソフトでモデリング。
ペットボトルのフタみたくひねって締められる構造にしたくて頑張ってみたけど、多分無理そう。
というか全部同じ素材な時点で締めるのは無理だろうと思っている。
ペットボトルはフタと本体が違う素材だからああやって密閉できるわけで。
プリントする
3Dプリンタでプリント。
大学の3Dプリンタはもう使い古されているようで、プラットフォームが既に湾曲していた。
そのせいでラフトが剥がれてしまったりして、何回か出力し直すハメになった。
でも、待ってるだけで複雑な立体を正確に出力できるっていうのはやっぱすごいわ。
ちなみに造形に9時間かかった。
寝てる間に造形する感じだ。
完成
ジャーン!!
超いい感じ!
ちなみにラフトを剥がしきれなくて、ラフトごと完成品にしてしまっている(体裁だけはヤスリがけしてなんとかした)。
ひねる機能も案の定役に立たなかったので、結局輪ゴムで固定している。
でも機能としては十分。
嬉しい誤算だったのは、ボタン電池が自立(?)するのでテスターでの電池残量チェックが簡単になったこと。
残量が多い順に電池を並べることもできるようになった。
いや〜これはいいもの作ったわ。
ホントは制作過程を動画にしてニコ動にでもあげようかと思ったんだけど、めんどくさくなったので記事にするだけで終わりにする。
追記(2015/12/20):
今日いきなり大きな破裂音がしたから、なんだと思ったら使い終わったボタン電池が破裂してた。
通電しないようにしといたつもりだったけど通電しちゃったんかなー。
でもホントに破裂するんだ...
他のボタン電池も膨らんでたし。怖い怖い
使い終わった奴は仕方ないとして、まだ使うつもりで取ってあるボタン電池まで破裂されたらたまらないし、やっぱ保管ケース作っといて良かった。
ボタン電池使う人は保管に気を付けたほうがいいな。
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