ウチのVAIOがものすごい悲鳴(ファンの音)を上げるので、大掃除してみた
最近、ウチのVAIOが何するにもものすごいファンの音を上げる。何もしなくても絶対静かにならない。
デフラグしてみたり、HDDの容量空けてみたり、常駐ソフト減らしたり、保冷剤当ててみたり、何しても直らなかった。
こうなると、おそらく内部のファン付近に問題があるんだろう。埃でも溜まっているのか。
という事で、中を開けて掃除することにした。
※もともとブログに上げるつもりじゃなかったので、あんまり写真がないです。ゴメンナサイ・・・
まずは事前調査
ノートパソコンの中を開けるのって、デスクトップの中をいじるのとは訳が違う。
元に戻せなくなったらマズイので、入念に調べた。
似た型番のノートパソコンを分解掃除してる人のサイトを調べたら、こんなサイトがあった。
なるほど、こんな中身になってたのね。CPUのヒートシンクとファンが繋がってるとは思わなかった。
という事で、初めてのグリス交換もやる事になった。
にしても、うちのvaioとほとんど同じ型で分解してるブログがあって助かった・・・
掃除するPCと用意するもの
PC | VAIO Eシリーズ[VPCEB48FJ] |
必要な物 |
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掃除開始
掃除する前に、必ず静電気対策をするのを忘れずに!
金属製の何かに触れておくだけでいい。
裏の外ケースを外す
基本的にネジで止められているだけなので、ぽんぽんとはずしていく。
ガムテープの粘着面に簡単にPCの裏面をスケッチしておき、ネジ穴がある位置と同じ部分に外したネジを貼りつけておくと、失くさないし、元に戻す時にどのネジをどのネジ穴にはめるのかが分かりやすいのでオススメ。
HDDを外したり、CDドライブを外したりしたのは初めてだったので、いろいろと構造を知れて面白かった。
ノートパソコンのHDDは交換できないと思ってたので、簡単に交換できる事が分かって、またこいつの寿命を延ばせると思ってしまった(笑)
ファンを外して掃除
ファンはネジ止めされている上に、CPUとくっついたヒートシンクを剥がさないと外せないようになっていた。
グリスが完全に乾いていたので外す時にCPUが壊れないか心配だったけど、何とか剥がせた。
外した結果・・・
通気口を塞ぐ埃の量がやばかった!!!
写真撮る前に思わず少し埃取っちゃったんだけど、写真の通気口左半分のとこみたいに、最初は一切通気口が見えてなかった(汗)
ヤバいなこれ、全然排気できてなかったのか・・・
剥がしてみると、まさに埃のカーテン。帯状に埃が取れました。
そりゃ~ファンが悲鳴あげるよなぁ…
この後はエアダスターを使ってしっかり通気口をキレイにしました。
チリまみれではあったけど、通気口のインパクトのせいでそこまで汚れてるように見えない(笑)
ファンの軸が劣化して音が立ってるのかとも考えてたけど、軸に問題はないみたい。
まだまだ動きそうで何より。
こっちもエアダスターとクリーナーできれいにしました。
キムワイプで拭いたのでチリが残らずイイ感じ。
グリスを塗り直す
ファンの掃除が終わったので元に戻すわけだけど、ヒートシンクを外してしまったのでつけ直さないといけない。
まずは固形化したグリスをふき取りシートでゴシゴシ落とす。
ホントは無水エタノールとか専用のクリーナーがいいんだろうけど、めったにグリス交換なんてしないから、小分けのシートを買って使ってる。
めちゃめちゃ固くて、件のブログにあるみたいにきれいにグリス落とせなかった・・・
まぁでも結構きれいになったので、グリスを塗る。
塗り方は、いわゆるセンターうんこ方式。初めてだし、気泡が入らない確実な方法かと思って。
グリスも絶縁タイプを選んだので、万が一はみ出してもショートの心配が少ない。
結果的にあんまりはみ出さずにヒートシンクとくっつけられたので良し。
戻し作業
面倒なことは全部終わったので、あとはネジを締め直して戻し完了。
起動を確認して掃除終了!!
終わりに
掃除後、ファンの動作が劇的に変化した。
まず悲鳴をあげない。熱くならない。
排気口からは思いっきり排気できてる音がしてる。
この排気音が気持ちいいね!
これでまたPCの寿命が延びたわ。
てか、流石に5年も掃除しないとあそこまで埃が溜まるのね。
今回の掃除で思ったんだけど、きっと内部の埃のせいなのに寿命と勘違いされて修理に持ち込まれるPCも多いんだろうなぁ。
大多数の人は中開けるなんてしない訳だし。
なんかもったいないね。ちょっと掃除するだけで済むものに何万も修理代出すの。
メーカーの保証が残ってる人は難しいかもしれないけど、メーカーの保証が切れてるPCでファンの騒音にお悩みの方は、内部清掃がオススメかもね。
(でも自己責任でお願いします!この記事に沿って掃除して壊れても私は責任を負えません・・・)
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