複数台のRaspberry Piを一台のPCからssh接続する時、ホスト名だけじゃなくてユーザー名も変更すると分かりやすいかなぁと思って、ユーザー名を変更してみた。
今回はその方法の紹介。
でも、結論からいうと、ユーザー名を変えるとGUIで設定メニューが開なくなってしまうので、あまりオススメはできない。
それでもユーザー名を変えたい人は、下の手順に従って変更してほしい。
個人的にはちょっと面倒になるし、ホスト名を変えればssh接続はできるから、とりあえずユーザー名はpiのままでいいやと思った。
CUI起動に切り替え
設定画面を出す。
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sudo raspi-config |
そんで再起動する。
再起動するとCUIでの操作画面が起動するはず。
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sudo reboot |
一時的なユーザーの作成
tmpという一時的なユーザーを作成。
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sudo useradd -M tmp |
tmpをsudoグループに追加。
するとsudoが使えるようになる。
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sudo gpasswd -a tmp sudo |
パスワードの設定。
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sudo passwd tmp |
いったん抜ける。
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exit |
ユーザー名の変更
tmpでログインして作業する。
ユーザーのアカウント名を変更する。
ここでは例としてadminに変更。
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sudo usermod -l admin pi |
今までのホームディレクトリを、/home/adminに変更。
-mオプションを使うことで、今までのホームディレクトリ(/home/pi/)の内容も一緒に移動している。
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sudo usermod -d /home/admin -m admin |
グループ名を変更する。
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sudo groupmod -n admin pi |
抜ける。
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exit |
一時的なユーザーの削除
adminでログインして、一時的なユーザーを削除する。
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sudo userdel tmp |
※以下は自分が分かりやすいように書いたものですので正確性に欠ける可能性があります。 その場合はご指摘ください。 名前変更 方針 今piに居る状態でしょう。 自分自身の名前は変えられないので一時的に使うユーザーを作り、そこに移動して名前を変えて戻り、一時ユーザーを削除します。 CUIでログイン まずGUIでpiにアクセスしてたら抜けられないのでCUIにします。 sudo raspi-config Bootって書いてあると思うのでそこでエンター。 CUIを選んで再起動。 終わったら最後にGUIに戻してあげましょう。 一時ユーザー作成 # -Mオプション... Raspbianでユーザー名piを名前変更する。 - アプリ開発備忘録 - アプリ開発備忘録 |