ポプコンを作り直した。塗装もした。

   2026/07/09

この記事で作ったポプコンを最近また引っ張り出して遊ぼうとしたら、箱がカビてた。
見た目はそんなカビてるようには見えなかったけど、ボタンを叩くとカビ臭さが舞い上がる。

よく調べると、MDFは構造上湿気を吸いやすく、コーティングせず使うとカビやすい素材らしい。
うーん、気づかなかった。てか気にしたこともなかった。
さすがに8年も立つとカビるかぁ。

さすがにこの状態で遊ぶのは肺に悪そうなので、箱を作り直すことにした。

木材加工

近くのホームセンターでMDFを入手。
設計図は以前のやつをベースに、レーザー加工機のサイズに合わせて微調整だけした。
あとはレーザー加工するだけ。
加工が済んだらボンドで組み立てた。

古いポプコンは分解。
分解できるように作ったのはいいけど、ネジや金具が多すぎる…

ついでに古いMDFも細かくレーザーカットして、燃えるゴミで出せるようにした。

塗装

Geminiに聞きながら作業を進める。
MDFの湿気やカビを防止するには水性サンディングシーラーと水性ニスを二回づつくらい塗るといいらしい。
シーラーで木材が湿気を吸い込まないように蓋をし、その上からニスで保護し耐水性を高める。シーラーがないとニスも吸い込んでしまってコーティングがうまくいかないらしい。

ぶっちゃけ未処理のまま使ってカビたらまた作り直せばいいかなとも思ったけど、分解・組み立てが想像以上に面倒だったのでやめた。
ニス塗りはあまりやったことなかったし、経験も兼ねてMDFを長持ちさせる方向で。

水性サンディングシーラー

使ったのは和信ペイントの水性サンディングシーラー。

MDFの表面を400番のヤスリでやすってシーラーを塗る。
粘度が高かったから水で薄めた。

本当はキャップ半分くらいの少量の水で薄めるべきところを、原液と水で2:1くらいで薄めてしまった。
シャビシャビになったけど塗りやすかったし最終的にうまくいったので結果オーライ。

一晩待って乾燥させると表面が毛羽立つので、また400番のヤスリで表面を滑らかにする。

やするとMDFの質感が全く違う。未処理時のざらつきはまったくなく、蝋引きしたみたいに滑らかな表面になる。
一連の流れでここが一番感動した。

やすったらまたシーラーを塗る。
今度はほぼ原液で塗った。
液垂れしないように塗るのが難しすぎた。
ネジ穴は綿棒の綿を取った棒を使うと塗りやすかった。

また一晩待って乾燥したらヤスリがけ。
表面はカチカチ。確かにここまでくれば湿気吸わなそうだわ。

シーラーは全部で160mlくらい使った。
結構余ったし、最初から原液でやってもよかったかも。

水溶性ニス

セリアで水溶性ニスを買った。あとで気付くが、ここで大きなミスを犯していた...

ニスは結構どろっとしてて薄めないと塗り広げづらい。
「キャップの半分くらいの水で薄める」「スーッと一筆で20cmほど塗る、塗ったら触らない」とGeminiに言われたが、粘度高すぎて両立できないぞ?本当はもっとガッツリ薄めて良いのかも。
塗り広げづらいかわりに液垂れしないのは良かった。

一通り塗ってここで気づく。
耐水性があるのは水性ニスの方であって、水溶性ニスは耐水性がないということに。

買った当時は水性か油性かの違いしかないと思ってたので気づけなかった。
失敗した〜…

ちなみに、完全に乾燥するまで3日くらいかかった。
艶が出てるのかは正直わからない。
指の水分でニスが溶けるのか、乾いててもなーんかべとつく。アケコン用としては不向きに感じる。

ちなみに使った量は40mlくらい。だいぶ薄めたのもあるかもだけど、意外と少なく済んだ。

水性ウレタンニス

しゃーなし、いろんなニスの知見を得るいい機会と思うことにして、水性ウレタンニスを買って上から塗ることにした。
水性ウレタンニスなら耐水性高いらしいし、手触りもベタつかないっぽい。

まずは軽くヤスリがけ。
やすったときの熱で水溶性ニスが溶けるのか、塊になってヤスリにくっついてやりづらい。しかも指もどんどんベタついてくるし。水拭きしたいくらいだ。
マジで失敗したな…

一通り終わったら水性ウレタンニスを塗っていく。
また水溶性ニスの白いカスがどんどんでてくる。マジでとことん邪魔してくるわコイツ。
見た目が汚いけど仕方ないか…

白いカスを回収しつつ塗り進める。
一通り塗ったら一晩待って乾燥させる。

塗るたびに白いカスが出てくるので、水溶性ニスの除去も兼ねてこの流れを2回くらい繰り返した。

これだけ繰り返すとカスも出なくなってくるし、明らかにべたつかなくなってくる。
湿った手をずっと押し付けるとどうしてもベタつく感じはあるが、水溶性ニスの時と比べたら雲泥の差。

最後に全体にもう一度水性ウレタンニスを塗って乾かして軽くやすって終了。

白い跡がだいぶ残った。

使ったニスの量は、4回塗って200mlちょい。
最初から250mlのニス買っときゃ良かったな…

試しに遊んでみる

 

一通りできたので、遊んでみた。
Pop'n music lively契約したのでめちゃくちゃ楽しめる。

プレイ自体には何の支障もない。ネジなしでも十分な強度だったので、ネジ止めは最低限にした。
叩き心地やポジションが普段と違うせいか、ゲーセンより低いレベルしかできないけど、正確に叩くための基礎練と考えれば全然問題なく使える。

ただ、手がベタついてくることはないものの、長時間湿らせるのはダメそう。
太ももの上に置いてプレイしていたけど、しばらくすると太ももの汗で湿った箇所がベタついてくる。水溶性ニスを塗ったせいなのか、水性ウレタンニスでもこうなってしまうのか分からない。 ←後で分かるが水溶性ニスのせい!
メッシュのクッションか何かを挟むのがよさそう。

ちょっと水滴がたれても拭けば元に戻るので、ニスが取れてるわけではないっぽい。

感想

塗装大変だった〜
でもこれで長持ちしてくれるはず。
しっかりコーティングされた質感になってて満足。

これでもっと上達するぞ!

分かったこと

  • ニスは色んな種類があって、水性、油性の違いだけじゃないということ。耐水性の観点では水性ウレタンニスを使うのがよいということ
  • ニスはメーカーによって粘度が違うのでGeminiの薄め方は参考にならない。和信ペイントは割とサラサラなので原液で使えばよさそう。
  • 手の甲で塗装面を触ってみてさらっとしてたら重ね塗りしてOKの合図ということ(指で触ると指の水分や油でニスがべとつくので乾いたかの判断が難しい)
  • 塗り重ねては待つ作業を日が出てるうちにやりたいので、自然と早起きして作業に入るようになる。そりゃ大工さんの始業が朝早いわけですわ

追記

水溶性ニスが絡まなかったらベタつかないかが気になったので、端切れのMDFにシーラーと水性ウレタンニスを塗ってみた。それぞれ2回塗り重ねた。

結果、全然違った。

表面が滑らかで白いまだら模様もなく、全くベタつかない!
既製品の机で触ったことのあるサラサラ感。
水を垂らしても弾く。水滴のあとも残らない。
腿の上に長時間乗せててもベタつかない。

まじかーコレは作り直したくなるレベルだ…

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