ゲームキューブを分解してみた

   2019/06/21

Steamのゲームをやる時にゲームキューブのコントローラを使いたくて、でも既製品の変換アダプタが高かったから自作しようとしてゲームキューブを分解した時の話。

変換アダプタを作るにあたって何が問題って、コントローラの端子が汎用的な物じゃない事ね。
ジャンクのGCを買ってそこから取り出すしかなかった。

まぁ分解して結構めんどくさそうな事が分かったし、最近安く売ってる既製品を見つけてしまったので、結局作ってないんだけどね笑

いざ、分解

メルカリでジャンクを入手

分解するGCはジャンク品をメルカリで落とした。500円くらい。
「ジャンクだけど大丈夫ですか?」ってめっちゃ念押された。
「動かねえじゃんか!」ってクレーム来るんだろうな~。

早速ネジで困った

さぁ分解しようとして困ったのがネジの形。

子供にイタズラさせない為なのか、特殊な形のねじだった。
しかもずいぶんと奥まったところにある。

だからDTC-27という特殊なドライバーを使って開ける必要がある。
巷ではボールペンの筒を炙ってネジの頭の形に成型するとか、マイナスドライバーを加工するとか、スペーサとトルクスで代用するとか、色々代用品でネジを緩める方法が考案されてるみたいだ。
が、めんどくさかったし、AliExpressを使えば代用品を用意するより安く入手できそうだったので、普通に買ってしまった。

約250円。安い。

特殊な形。

基板について

基板の作り方が色々参考になる

基板の部品番号がめちゃきっちり書いてある。
意地でもフォントは小さくしないんだな。
まぁでもキツキツという訳ではないし、そこまでしなくてもいいのかな。

そのかわりあいた所にうまく番号を書いてる。
ただ部品の近くに番号を書く以外にもこういう方法があるんだなぁ。
部品も枠線で向きを分かりやすくしてたりとか、丁寧。

部品の番号付けに関しては、やっぱエリアごとに百の位とかがまとまって配置してある。
バイト先の方式は任天堂でも使われていたのだ…。
てかこれがスタンダードなのか?

あと配線の配置がキレイだなやっぱり。
僕が作ったみたいなごちゃごちゃなのとは全然違うわ。
こういうのをきっちり考える人がいるんだろうなぁ。

配線がキレイだし、部品番号の表記の仕方が上手い。

電源周りの基板。
電源ラインマジでめっちゃいっぱい穴開いてるな。
電源ラインはめっちゃ穴を開けるもんなのな。

主な基板は全部そうだけど、やっぱり基板フチにビアがあいている。

グリスがめっちゃいっぱい乗ってた。そしてまだ乾ききってない。5年強経ったノートPCのグリスはカピカピに乾いてたのに。

やっぱ基板にNintendoって書いてあるんだな~

肝心のコントローラーの基板は…?

まさかの端子が基板に垂直についてるパターンだった。
確かに構造的にはそのが効率的だけど、思ってたんと違った。
単純なオスメス変換器くらい(こんなの)のコンパクトな変換基板を作ろうと思ってたので、これだと作りづらいな…
(作るのがめんどくなった理由その1)

外してみたら、なんとコントローラーの差込口が4連チャンになってる。
一つずつ個別のパーツじゃないのか!
そして、どうやってはめ込んであるのか分からないけど取れない。困った。
これが取れないとコネクタを基板から外すこともできないぞ…。
これではアダプタが作れない。

いっそのこと4連チャンのアダプタを作ればいいのか?
全部覆う感じで3Dプリンタでケースを作って。
いや~それもめんどくさいな~笑
(作るのがめんどくなった理由その2)

フレキシブルケーブルが上手く使われている

フレキを使うと、垂直に配置してある基板同士をこうやって接続できるようになるんだな。
なるほど~

メカ部分

ディスクの読み取り部について

えぇー、ディスクの読み取りぶってプラスチックのギアで動いてるの!?
精密な部分なはずなのに、これでいいんだ…。

 

可動部にめっちゃ油塗ってあった(黄色いやつ)。
というか油の塊が乗ってた。
こうやって動きの滑らかさを保つもんなのか? はえ~
てか販売して15年以上経ってもこんなに油が残ってるの凄いな。
いや、このジャンクが初期モデルかは知らないけど。

ディスク置く場所ってこんなサスペンション機能なんてついてたのか!
なんでついてるんだ?
これも子供向けに壊れにくいようにするための施策の一つなのか?
衝撃を吸収するとか。

ボタンの機構

開閉ボタンの構造ってこうなってたんだ!すげぇ~
動画は開閉ボタンを裏から見た図。
ボタンを押すと、真ん中の斜めに出っ張ってるところがうまーく押されてストッパーがスライドするようになってる。
同じ材質だから滑るってのかな。
うまく作ってあるなぁ~。

 

こういう機構はやっぱり専用の部品をうまく作ってやるのが肝なんだろうなぁ。
汎用的な部品だけでやろうとしても限界がありそう。
3Dプリンタとかできっちり作ってやらないとダメか。

基板の固定

基板とか外装の固定の仕方とかも超参考になる。
スペーサをうまく作って使うんだなー。

これも。
うまいことスペーサの高さを調整してある。
こうやって固定してたんだな~。

端子とか

メモリーカードの挿入口とかも独自で開発してて良いなぁ。
もうこういうのは手作りでどうにかなるアレじゃないよね。
端子の形状も色々はめ込んで作ってあったりとか。

その他の写真

終わりに

GCといえば遊ぶことしか頭になかった子供だったが、大人になってGCを分解して部品を取り出せるまでになったっていうのはなんか感慨深いものがある。
成長したのかなぁ、いや違うかな笑
どうなんでしょ。


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