テキストエディタ比較

   2019/05/19

最近色々なテキストエディタを比較して、自分に一番合うエディタを探す試みをしている。

いや、SublimeTextに恋に落ちているのは確かなんだけど、カーソル操作にいちいち矢印キーを使うのが煩わしい時もあって、そういうときはvimとかemacsの方がいいのかなぁとか思ってしまうのだ。

ということで、僕にあったテキストエディタの比較結果をメモがわりに書いておこうと思う。
今回の評価事項はだいたいこんな感じ。上にあるほど優先度が高い。

  • 実験の生データを開きたい時もあるので、8万件程度のファイルが入った2GB強のフォルダをフォルダツリーに登録できて、フォルダの展開・ファイル選択がサクサク行えること
  • デフォルトのテキストエディタみたいに軽くて手軽に使えること
  • 右側にフォルダツリーがあること
  • 黒くてかっこいい画面であること
  • MolokaiとかRainbowDropsとかの色テーマが使えること
  • LaTeXが書けること
  • 日本語の入力とかしやすくて、単語レベルの選択ができること
  • カーソル移動が矢印キーじゃなくてキーボードでできる(かつ移動しやすい)こと
  • ミニマップがあること

特に一番上の項目が特殊なので、多くの人にとって参考になる記事かどうかは分からないね…。

Sublime Text 3

  • 既に恋に落ちてる。
  • だいたい全ての項目をクリアしている。
    LaTeXに関しては、実行するにはビルドの設定を少しやらないといけないけど、まぁ実行可能。
  • 日本語に関してもある程度はプラグインを作って解決できた。
  • 矢印キーに関しては、Vintageというプラグインを有効化すれば、vimと同じような入力方法が使えるようになる。
    ただこれは他のプラグインと干渉しそうなので様子見という感じかな。
  • 全体的にやっぱり使いやすいんだけど、$80払うほどかというと、どうなんだろう…という感じ。
    vimとかemacsを使ってみて考える感じだな。

Visual Studio Code

  • 生データのフォルダに関しては、開ける時とひらけない時がある。
  • LaTeXに関しては、上書き保存時に自動的にpdfを出力してくれるらしいので、SublimeTextより手軽。
    でも僕の環境ではLaTeXをコンパイルすることができなかった。
    まぁこれは僕の設定が悪いんだろう。
    一からjsonの設定ファイル見直していくのは面倒くさいのでとりあえずはコーディング専用かな。
  • CodeRunnerっていうプラグインを使えば、ctrl+option+NでpythonとかCのプログラムをすぐに実行できるのが便利。
  • Gitとの連携がすごい。修正を加えたファイルの数が一目でわかるので、こまめにコミットするようになるかもしれない。
  • 閉じる時にワークスペースを保存しないといけない。
    めんどくさいし、ワークスペース保存用のファイルが生成されるのがウザい。
    Sublimeなら何もしなくても前開いていたやつを開いてくれる。
  • 開いたディレクトリに「.vscode」って隠しフォルダが生成される。
    EclipseとかのIDEならまだ分かるが、テキストエディタごときで余計なファイルを増やさないでほしい。
  • とはいえ全体的に動作が軽いし、その他の点は結構気に入っていて、Sublime Textの次点で好きなエディタ。

Atom

  • 生データのニーズが出てくる前に使っていたエディタ。
    生データのフォルダをフォルダツリー内で展開しようとするとフリーズするのでクビになった。
  • Gitとの連携がすごい。さすがGitHub製。
  • カーソルの移動とかは分からないけど、その他の項目はだいたいクリアしてたはず。
  • ただ動作が全体的に重い印象。使ったのが1年前だから改善されてるかもしれないけども。特にWindowsでの起動時間が他と比べて圧倒的に遅い。

Brackets

  • Atomと同様、生データのフォルダをフォルダツリー内で展開しようとするとフリーズする。
    この時点でクビ。

追記(2019/02/21)

htmlとかcssとか、webサイトを作る時はBracketsがドチャクソ便利な事を知った。
ライブプレビューとか、クイック編集とか、とにかくいろいろ。

でもやっぱり重い。
WordPressのフォルダをロードするとしばらく固まる。
小規模なサイトのコーディング向けかな?

Vim/GVim

  • 全項目クリアできるポテンシャルはあるはずだが、そこまで設定ファイルを作り込めてない…
  • NERDTreeっていうのを使うとフォルダツリーが表示できる。生データのフォルダを開くのには少し時間がかかるが、まぁ許容範囲。途中で「caching a large dir...」って言ってくれるので、画面に動きがある分まだ待てる。
  • フォルダツリーの動きは上々。画面幅もドラッグで動かせるので良い。
  • プロジェクト管理みたいに、複数のフォルダを一つのフォルダツリーに登録することはできないみたい。
  • カーソルの移動は画期的。
  • 何かと直感的なGUI操作ができない。
  • 日本語のドラッグ選択とかは無理そう。
  • Emacsよりは個人的に使いやすい。

Emacs

  • キーボードでカーソル移動ができるのはやっぱ楽。
  • 生データのフォルダは開けるには開けるが、メチャクチャ時間がかかる。Emacsならイケると思ってたんだけどなぁ…
  • 分割した画面の幅とかをドラッグで変更できないのが意外とつらい。細々したところをマウスで調整できないのは歯がゆい。
  • 出回ってるMonokaiのテーマがイマイチ。これは自分で作り込めばいい話ではあるんだけど。

まとめ

Sublime Text >> Visual Studio Code >>>> Vim > Emacs

って感じです。はい。
素直にSublime Text買います。

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