[Raspberry Pi 3]ホスト名を変更して、「raspberrypi.local」以外でssh接続する
Raspberry PiにPCからsshで接続する時、ホスト名として「raspberrypi.local」というのが使えるようになっている。
いちいちIPアドレスとか調べなくていいから手軽なんだけど、全てのRaspberry Piのホスト名がデフォルトでraspberrypi.localなので、一度に複数のRaspberry Piとssh接続できないという欠点もある。
一度に複数のRaspberry Piと接続するには、いちいちRaspberry Piに割り当てられたIPアドレスを調べて入力する方法とか、それぞれのRaspberry Piに別々の固定IPアドレスを割り当てておく方法があるんだけど、なんだかめんどくさい。ssh接続するときにいちいち数字打ち込むのもめんどくさい。
Raspberry Piではもっと手軽な方法をとることができて、それがホスト名を変更する方法。
「raspberrypi.local」の代わりに「〇〇.local」というホスト名に変更することで同時にssh接続できるようになる。
ホスト名なら覚えやすいし、作業効率もアップ。
※ユーザー名を変えるだけでは複数同時に接続できない。必ずホスト名を変更する必要がある。
ということで、今日はその方法の紹介。
一番簡単な方法
追記(2018/02/19):
もっと簡単にホスト名を変更する方法があった。
1 | $ sudo raspi-config |
上のコマンドで設定画面を出して、「2 Hostname」を選択。
すると、ホスト名の変更画面が出てくるので、好きなホスト名に変更する。
これで完了。
追記する前の方法
hostnameの変更
hostnameを開いて、「raspberrypi」を別の名前にする。
例えば、「rpi-server」とか、「rpi-audio」とか。
この記事では例として「rpi-main」という名前に変更する。
1 | $ sudo nano /etc/hostname |
hostsの変更
hostsを開いて、ここも「raspberrypi」を任意の名前に変更する。
さっきと同じ名前に変更。
1 | $ sudo nano /etc/hosts |
avahi-daemonのインストール
下のコマンドを実行する。
1 | $ sudo apt-get install avahi-daemon |
終わったら、試しに設定したホスト名でssh接続できるか確認する。
1 | $ ssh pi@rpi-main.local |
接続できるようになっていれば、設定完了!
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