[Raspberry Pi 3]pyenvを使う

   2018/03/10

Raspberry Pi上でいろんなバージョンのPythonを使ってみたいっていう時に役に立つのがこのpyenv。
これを使うとデフォルトで起動するPythonのバージョンをいろんなものに変更できる。
また、バージョンごとにライブラリとかをインストールするので、万が一環境が壊れて変なことになったとしても、使ってたバージョンを消すだけで大丈夫。
他のバージョンのPythonには一切影響を及ぼさない。
元々Raspberry Piに入っていたPython環境を汚さずに済むっていうのも大きなメリット。

pyenvのインストール

まずは必要なものをインストールして、gitからpyenvをクローンする。

~/.bash_profileに以下を追記する。
※これだけでうまくいかなかった時は,.bashrcにも追記して同じくsourceしてみる。

そんで設定を反映する。

(PATHを通しても動かない時は、.bash_profile内で.bashrcを読み込む設定になっているか確認したり、.bash_profileを削除したりすると動くかもしれない。万人に有効な方法かは分からないが、自分の環境ではこれらの方法が有効だったので一応記載しておく。)

Pythonのインストール

以下のコマンドでインストールできるPythonのバージョンを確認。

そしてバージョンを指定してインストール。

デフォルトのバージョン設定

インストールしたPythonのバージョンを確認。

そしてデフォルトに指定。

複数のバージョンをデフォルトに選択することもできる。その場合、1番目に指定したバージョンが優先して呼び出される。
下の例では3.6.1が優先的に呼び出される。

ここでglobalのバージョンが切り替わらない時は,ホームフォルダに「.python_version」というフォルダがないか確認してほしい。
こいつが悪さしている可能性が高いので、このファイルを削除すればうまく動くはず。

あとは、パスが.pyenv配下のpythonを向いていることが確認できればばOK。

 

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